神の手  手





先の展開が気になって寝れなくなる小説。

 

疑惑と疑惑が織り交ざって現実と妄想の境界を見失う!

 

神の手を持つ来生恭子、彼女が描く小説が現実に!

 

偶然、仕組まれた事だったのか、それとも・・・!!

ルゥーの一言感想
読み応え十分!

食い入るように読んでしまった・・・読後はどっと疲れを感じた・・・
が、非常に面白かったのだ。
ルゥー
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本と作家の情報etc・・

   

 

作家・望月 諒子(もちづき りょうこ)

 

遅れてきた新人作家。

 

銀行勤務を経て
学習塾講師を勤めてのデビュー。

 

神の手を電子書籍版としての電子出版デビュー。

 

予想を上回る売り上げをみせ
文庫本として書店へと並ぶようになりました。

 

失踪した作家志望の女性を軸にしたミステリーでしたが
同じ女性小説家の望月諒子氏の作家としての
大変さ実体験のエピソードも組み込まれている。
『引用:Wikipedia』

 

タイトル・「神の手」 

 

ページ数・約 399ページ

 

 発売日・2004年4月 

 

神の手
総合評価
レビュー件数 7件





「神の手」~あらすじ

 

3年前ある日突然、
作家の卵・来生恭子(きすぎ きょうこ)が失踪・・・

 

彼女の才能に目を向けていた一人の
編集長・三村幸造 謎の失踪を遂げた
彼女の事を心に封印しつつ日々の業務に追われていた。

 

そんなある日
来生恭子が持ち込みで描いた最初の小説「緑色の猿」と
全く同じ内容で投稿し三村の前に現れた女性・高岡真紀。

 

来生恭子の「盗作・・?」かと思われたが
それは不可能とすぐ気づくが・・・

 

不可解な事に高岡真紀は喋り方、しぐさ、
記憶が失踪した来生恭子と同じであった。

 

神経症をわずらう高岡真紀の主治医・広瀬、彼からの
1本の電話から始まるミステリアスな物語、
高岡真紀は何故・来生恭子になったのか?

 

その謎を追う三村と広瀬。

 

そして別の角度から、このおかしな出来事に迷い込む
ジャーナリスト木部美智子。

 

盗作に謎の失踪そして神の手とは、
5人の人物が織りなす疑惑のミステリー・・・

「神の手」~感想

 

いきなり失踪した来生恭子
という謎すぎる女に彼女の真似事をする高岡真紀という
これまた謎の女。

 

二人に接点はなく最初から謎の上に
謎をかぶせた展開で最初から飛ばす展開の
ストーリーでした。

 

その辺が何故かこう不可解でちぐはぐな感じで
全く要領えない序盤。

 

高岡真紀について調べ出す三村と広瀬ですが
この二人もなんだか物語が進むにつれて来生恭子について
言えない秘密をもっているようで怪しくなってくる。

 

おかげでストーリーに不気味さと
妙な色気が出てきて読み手を引っ張る、引っ張る。

 

そして、男児誘拐事件の謎を
追うジャーナリスト木部美智子、全く別の角度から
今回のストーリーに絡んでくるから何が何だかわからない。

 

この物語と全く無関係の誘拐事件について調べていたら
まさか来生恭子に行き当たり
誘拐事件との関連性も見えてきて
さらに突っ込んでいくとあれよあれよと
色々線が繋がりだしてくる。

 

そして彼女は高岡真紀のかつての同僚・・・

 

さらに来生恭子、彼女の描く小説は 
妄想か現実かその境目さえなくす妖しげな描写・・・

 

所々で彼女の書いた小説が出て来ますが
その内容は何か意味のある感じを受けるのだが
それが何を指し示すのか・・

 

そして来生恭子の魅力が存在感がこの小説から感じられ、
ずーと気なってしょうがない!

 

一体何者なんで失踪したんだ、と。

 

あっちこっち話が

    「盗作」
    「誘拐」
    「殺人」
    「自殺」

飛び火するが最終的に伏線を回収してに丸っと綺麗に
無理なく決着がつく。

 

そして、最後に神の手についてさらりと書くところが
カッコよく、来生恭子は本当に特別な存在だという描き方は
最高の終わり方でした。

 

こんな本も読んでます
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