森見 登美彦「夜は短し歩けよ乙女」 ニヤッと笑って楽しめる奇想天外な恋愛?小説~主人公の気持ちは彼女に届くのか・・・それとも・・
 

 

   

 

奇想天外な恋愛?小説

 

恋した女性を追いかけているうちに
数々のおかしな出来事に遭遇する羽目に・・・

 

愉快で奇想天外な物語。




ルゥーの一言感想
この雰囲気が好き!!

歯がゆい感じの恋愛とゆるいギャグでニヤニヤが止まらない!
高橋留美子ワールドが好きな方にはおすすめできる1冊。
ルゥー
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本と作家の情報etc・・

 

作家・ 森見 登美彦

 

1979年生まれ

 

2003年太陽の塔が

「第15回ファンタジーノベル 賞」を受賞。

 

これを機に小説家デビュー

 

2006年「夜は短し 歩けよ乙女」で山本周五郎賞などを受賞

 

兼業作家として執筆活動していたが

のちに専業作家になる。
『引用:Wikipedia』

 

 

 

    タイトル ・「夜は短し 歩けよ乙女」
    発売 2006年 11月29日
    ページ数 約 320p

 

 

2017年 4月 7日 アニメ映画公開

 

 

    声の出演

 

    先輩・・・星野源

 

    黒髪の乙女・・・花澤香菜
    学園祭事務局長・・・神谷浩史
    樋口師匠・・・中井和也
    李白・・・麦人
    パンツ総番長・・・ロバート秋山
    主題歌・・・ アジアンカンフージェネレーション
    音楽・・・大島ミチル

 

 

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「夜は短し 歩けよ乙女」~あらすじ

 

大学の後輩に一目ぼれ!!

 

必殺技は「おともだちパンチ」 ほんわか天然女子「黒髪の乙女」。

 

「黒髪の乙女」と名付け彼女となんとか
劇的な出会いを画策するもおかしな事件、出来事にまきこまれ
あれよこれよと邪魔が入る始末。

 

 

時にはズボンを奪われ
下半身真っ裸にされ変態あつかいされ、
「黒髪の乙女」と2人きりここぞという所で
なぜか空から降り注いできた鯉が頭に直撃気絶 。

 

 

夏の古本市塲で本探すふりをして
彼女との劇的な出会いを計画するも
なぜか暑さ我慢大会「火鍋」なるものに出場してしまい
危うく命を落としそうになる・・・

 

紆余曲折ありながらも2人の距離は
近からずも遠からず。

 

 

「黒髪の乙女」からの出会いから春・夏と彼女との
劇的な出会いを計画するも全てに惨敗した主人公は
秋の文化祭に全てを賭けるが・・・・

 

 

2人の運命はどこで交わるのだろうか・・・

 

 

春夏秋冬1年を通しての不運な主人公・・・

 

 

主人公の思いを知ってか知らずか超天然女子「黒髪の乙女」。

 

 

2人を中心に巻き起こる奇想天外な珍事件の数々
それは試練なのかイタズラか
はたまたあきらめよとの神からのお告げか・・・

 

 

黒髪の乙女を追えば追うほど 幾多の災難に
巻き込まれる不運の主人公。

 

 

黒髪の乙女に自分の気持ちを伝えることは
できたのだろうか ・・・・

 

 

「夜は短し 歩けよ乙女」~感想

 

出だしからギャグ丸出しの文章がこの先を
楽しませてくれるワクワクがありこの物語を読みたいと思わせる。

 

 

物語は主人公と黒髪の乙女の視点から
語られるのだが・・・

 

 

難点は主人公も黒髪の乙女も一人称が「わたし」なので
どっちの 視点なのか戸惑うことが多々ある。

 

 

ストーリーは楽めるが 時折、現実なのか妄想なのか
ファンタジーなのか 判別しにくく夢心地の話がつづき
ちょっと戸惑いを感じるが細かいことを気にしなければ
十分笑えて楽しめる物語だと思う。

 

 

ギャグとファンタジーを取り入れた
恋愛・ギャグ・ファンタジー小説といったところです。

 

 

漫画家・高橋留美子先生が描く雰囲気をもった物語のようで
めぞん一刻が好きならぜひ読んでみてほしいです。

 

 

息抜き一味違った小説を読みたい人にも
おすすめします。

 

 

 



  

 

 

ルゥー
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