作者体験の実話の詐欺小説!!「さぁ コンゲームの始まりだ!!」百万ドルをとり返せ!

今回、紹介する本は「詐欺小説」の代表作と知られる作品です。

作者自身も詐欺にあい破産に近い状態なった事がきっかけで

この小説を書いたそうです。

楽しい詐欺バトル
爽快な詐欺ゲームでワクワク、楽しい、面白い!
最後の主人公のセリフはたまらない!!
ルゥー

本と作家の情報etc・・「百万ドルをとり返せ!」

   

作家 ・ ジェフリ―・アーチャー(訳・永井 敦)

 

1990年にイギリスでテレビドラマ化され

 

日本でも何度か放送されたそうですよ。

 

作家・ジェフリ―・アーチャーはイギリスの政治家でもあり

 

作家でもあると現在75歳、オックスフォード大学卒で貴族

 

で称号は男爵で・・・
『引用:Wikipedia』

中々すごい爺さんだという事がわかりました。

 

こんな作家初めて出会いましたね・・・

   

 

タイトル ・ 百万ドルをとり返せ!

 

ページ数・約357ページ

 

1977年9月1日・発売

   

   

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百万ドルをとり返せ!~感想

 

ハ―ヴェイの巧妙な詐欺が、

これは騙されても仕方ないそれぐらい

手の込んだやり方で面白かった。

   

   

何も知らない一人の青年を使って芋ずる式に次々と

株を買わて

絶妙なタイミングで消え去るハ―ヴェイ。

   

   

この大物詐欺師に立ち向かう4人だが

実にバランスのとれた

いいキャラクター揃いだった。

   

真面目で冷静な大学教授をリーダーに

画商は緩い感じのおちゃらけキャラ

医師は軽い感じで結構真面目

貴族はノー天気だがキッチリ仲間思い。

   

   

   

そして、

  

この貴族が物語の結構重要な所にいたりもして

  

まさかの展開をみせる、

  

そして3人もまたこの展開に

  

もはや笑うしかないといった状況になる、

  

この辺のくだりで

  

そう来たかと少しニヤリとなりましたね。

  

話は全く違うのだが

映画ハング・オーバーを匂わせる

奇妙な関係で繋がった友情と

個性豊かなキャラクター達。

   

  

   

そして、

最後の台詞

   

「今度は、

 

どうやって金を返すかを考えなくちゃな・・・」

のセリフを読んだ時

   

もはや映画化してほしいとさえ
思いましたね。

   

   

読後の物語を楽しめた余韻が
鳥肌ものの、最高のストーリーでした。
 

   

百万ドルをとり返せ!~あらすじ

 

孤児施設を抜け出し14歳の独り身で世を
渡り歩き運とその頭脳で

大物詐欺師の大富豪まで上り詰めた男

ハーヴェイ・メトカーフ。

 

 

彼の策略により幽霊会社の株をまんまと

買わされた4人の男達

大学教授、医師、

画廊経営者、貴族のバカ息子

4人合わせて合計百万ドル!

 

おかげで全員金に困り生活も
窮地にたっする寸前だった。

 

 

立ち上がったのは大学教授、ハ―ヴェイを調べ、

自分と同じ詐欺にあった3人を

食事会と称し呼び出し4人協力しあって

金を取り戻そうと提案する。

 

4人それぞれの立場と特技、

専門知識を生かして

4人が考えた4つの詐欺計画を元に

百万ドルを奪え返す!

 

 

合言葉は

    「1ペニーも多くなく、1ペニーも少なくなく」

キッチリ取られた分をとり返す!

 

4人の男達の奇妙な友情と痛快無比の奪還作戦!!

 

 

天は最後まで彼らに味方するか?

 

それとも最後に地獄をみせるか?

 

さぁ、コン・ゲームが始まる!

 

    (コン‐ゲーム【con game】とは・・・

 

confidence=信用で信用詐欺の意味)『引用:goo国語辞書』

 

 

 

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