気づけば未来の日本
その世界は
今だアメリカと交戦中の日本だった。
わけのわからない世界に突然飛ばされた
主人公・オダギリの運命は・・・・
もしも、まだ世界大戦が終わっていなかったら?を
題材にしたパラレルワールドサスペンス小説です。
わかりやすいが読む意欲を
たきつけるものが材料が少なく
単調な感じでした。
本と作家の情報etc・・
作家 「村上 龍」
1952年 生まれ 64歳 武蔵野美術大学在学中
「限りなく透明に近いブルー」で
芥川賞 受賞デビュー
福生の米軍キャンプで麻薬とセックスに
溺れる退廃的な若者たちを描いた
『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、
及び芥川龍之介賞を受賞。
同作は100万部を売り上げた。
ベストセラー作家として、
村上春樹とともに時代を代表する作家と目された。
代表作に、『コインロッカー・ベイビーズ』
『愛と幻想のファシズム』
『69 sixty nine 』
『トパーズ』
『五分後の世界』
『半島を出よ』などがある。
『引用:Wikipedia』
69 sixty nine 2007年発売
Amazonでのレビュー119件で
星4を超えていたので
気になった本。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ 2009年発売
惹き込まれるようなタイトルだったので
読んでみたい。
オールド・テロリスト2015発売
タイトルと表紙絵に
バカらしさとおふざけを感じたので
読んでみたい。
タイトル 「五分後の世界」
1994年 発売
ページ数 253ページ
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総合評価 |
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レビュー件数 | 131件(2021年時点) |
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総合評価 |
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レビュー件数 | 7件(2021年時点) |
「五分後の世界」~あらすじ
主人公・オダギリは気づくと何故か
薄暗い森の中をリュックを背負い
ガスマスクを付けた軍隊とおぼしき集団と
行軍していた・・・
この行軍の先には何が・・・・
オダギリが迷い込んだ世界
それはもう一つの 未来の日本・・・
第二次世界大戦中に原爆を落とされ
アメリカに降伏宣言せず地下深くに潜伏し
未だアメリカと交戦中の世界であった。
そんことはつゆ知らず 混乱するオダギリ
ここは、一体どこで何故自分が
こんな所に・・・・
わけもわからず戦場へ駆り出され
だれが敵でここがどこなのかも
分からず銃を携え味方おぼしき人間の
腕が足が肉片が飛び散り
悲惨な戦場で死を覚悟したオダギリ 。
はたして、彼の運命は 一体どうなるのか・・・
「五分後の世界」~感想
うーん・・・(~_~;)
まず 物足りないというか
中途半端な感じのストーリーでした。
もしもの世界に迷いこんだ
という設定はよかったですが
なにを目的にしたいのかが
全くわからない・・・
主人公オダギリの元の世界に戻るという
目的そっちのけでこの異世界の
妙な世界観の説明ばかり・・・・
主人公の設定も良いやつなのか
悪いやつなのか中途半端な感じでした・・・
戦闘中のグロイ表現もなんか
酷く書けばいいって感じがしました・・・
ラストは中途半端過ぎて
あっけにとられましたし・・( ゚Д゚)
ちょっと 期待して
読んだだけに残念・・・
ちなみにこの「五分後の世界」はPS2で
ゲームとしても発売されています。
レビューを見る限り古いゲームですがかなりの
高評価でした。