![「五分後の世界」 村上 龍 パラレルワールドを題材にしたサスペンス小説](https://kyoukara-nani-yomu.com/wp-content/uploads/2021/06/people-3055824_1920-e1624188554618.jpg)
気づけば未来の日本
その世界は
今だアメリカと交戦中の日本だった。
わけのわからない世界に突然飛ばされた
主人公・オダギリの運命は・・・・
もしも、まだ世界大戦が終わっていなかったら?を
題材にしたパラレルワールドサスペンス小説です。
![](https://kyoukara-nani-yomu.com/wp-content/uploads/2019/10/img070-e1570809172582.jpg)
わかりやすいが読む意欲を
たきつけるものが材料が少なく
単調な感じでした。
本と作家の情報etc・・
作家 「村上 龍」
1952年 生まれ 64歳 武蔵野美術大学在学中
「限りなく透明に近いブルー」で
芥川賞 受賞デビュー
福生の米軍キャンプで麻薬とセックスに
溺れる退廃的な若者たちを描いた
『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞、
及び芥川龍之介賞を受賞。
同作は100万部を売り上げた。
ベストセラー作家として、
村上春樹とともに時代を代表する作家と目された。
代表作に、『コインロッカー・ベイビーズ』
『愛と幻想のファシズム』
『69 sixty nine 』
『トパーズ』
『五分後の世界』
『半島を出よ』などがある。
『引用:Wikipedia』
69 sixty nine 2007年発売
Amazonでのレビュー119件で
星4を超えていたので
気になった本。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ 2009年発売
惹き込まれるようなタイトルだったので
読んでみたい。
オールド・テロリスト2015発売
タイトルと表紙絵に
バカらしさとおふざけを感じたので
読んでみたい。
タイトル 「五分後の世界」
1994年 発売
ページ数 253ページ
Amazonレビューを見る | |||
---|---|---|---|
総合評価 |
|
レビュー件数 | 131件(2021年時点) |
楽天ブックス | |||
---|---|---|---|
総合評価 |
|
レビュー件数 | 7件(2021年時点) |
「五分後の世界」~あらすじ
主人公・オダギリは気づくと何故か
薄暗い森の中をリュックを背負い
ガスマスクを付けた軍隊とおぼしき集団と
行軍していた・・・
この行軍の先には何が・・・・
オダギリが迷い込んだ世界
それはもう一つの 未来の日本・・・
第二次世界大戦中に原爆を落とされ
アメリカに降伏宣言せず地下深くに潜伏し
未だアメリカと交戦中の世界であった。
そんことはつゆ知らず 混乱するオダギリ
ここは、一体どこで何故自分が
こんな所に・・・・
わけもわからず戦場へ駆り出され
だれが敵でここがどこなのかも
分からず銃を携え味方おぼしき人間の
腕が足が肉片が飛び散り
悲惨な戦場で死を覚悟したオダギリ 。
はたして、彼の運命は 一体どうなるのか・・・
「五分後の世界」~感想
うーん・・・(~_~;)
まず 物足りないというか
中途半端な感じのストーリーでした。
もしもの世界に迷いこんだ
という設定はよかったですが
なにを目的にしたいのかが
全くわからない・・・
主人公オダギリの元の世界に戻るという
目的そっちのけでこの異世界の
妙な世界観の説明ばかり・・・・
主人公の設定も良いやつなのか
悪いやつなのか中途半端な感じでした・・・
戦闘中のグロイ表現もなんか
酷く書けばいいって感じがしました・・・
ラストは中途半端過ぎて
あっけにとられましたし・・( ゚Д゚)
ちょっと 期待して
読んだだけに残念・・・
ちなみにこの「五分後の世界」はPS2で
ゲームとしても発売されています。
レビューを見る限り古いゲームですがかなりの
高評価でした。