「もしも、あの時・・・」4つの世界線を描いた摩訶不思議な物語~「四畳半神話大系」主人公の緩さとすっとぼけは見逃せない!!

個人的に好きな作家さんの一人です。

 

今回は一風変わった物語。

 

運命の選択肢は1つじゃなかった。

 

主人公が人生の選択で

    「もしも、あの時・・・」

を選んでいたら・・・・

    4つの世界線、並行世界を描いたお話です。
    「四畳半神話大系」もしも、あの時・・・を4話構成で描いてます。

 

ほど良い 緩さと笑いがある本です。

ルゥーの一言感想
ニヤニヤが止まらない
ギャグの緩急のつけ方と落ちがうまく
1話、1話が面白い!!

森見ワールドにハマっちゃえ!!

ルゥー

本と作家の情報etc・・

 
作家・森見 登美彦

 

1979年生まれ
2003年 太陽の塔が
「第15回ファンタジーノベル 賞」を
受賞。

 

これを機に小説家デビュー
2006年 「夜は短し 歩けよ乙女」で
山本周五郎賞などを受賞。

 

兼業作家として執筆活動していたが 
のちに専業作家になる。

 

『引用:Wikipedia

 
 

タイトル「四畳半 神話体系」
 

2010年4月から7月にかけて、フジテレビ『ノイタミナ』枠にて放送された。
全11話。

 

アニメーション制作はマッドハウス。

 

湯浅政明にとって小説作品のアニメ化は
本作が初めてであり、森見登美彦に
とっても本作が初の映像化作品である。

 

また上田誠や中村佑介がアニメ制作に
携わるのは本作が初めてである。

 

舞台となる京都市内の描写に関しては、
インクラインや四条河原町界隈、
京都大学などで1か月弱にわたって
徹底的にロケハンが行われた。

 

また京都府や下鴨神社、地元企業なども
「協力」として参加している。

 

  • オープニングテーマ
  • 迷子犬と雨のビート
    歌-ASIAN KUNG-FU GENERATION

     

  • エンディングテーマ
  • 神様のいうとおり
    歌-いしわたり淳治&砂原良徳+
    やくしまるえつこ

     

    『引用:Wikipedia』

     

     

      ページ数・約397ページ(文庫)
      2008年 3月 25日 発売(文庫版)
      初版 単行本 は2004年 12月 発売

     

     
     
     

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    「四畳半神話大系」~あらすじ

     
    主人公は京都の大学に通う京都大学3回生

    彼が夢描いたキャンパスライフは

    悪友・小津との出会いのせいで

    遠くはかない夢のまま・・・・

     

    憧れの明石さんとも何の進展もなく

    現実は最悪の大学生活であった。
     

      なぜ、こうなってしまったのか。

     

     

      彼は考える・・・

     

    入学当初に選んだサークルこの選択
    により自分の学生生活は変わって
    しまったのだと。

     

    彼の心を捕らえたのは4つのサークル。
     

      映画サークルの「みそぎ」
      弟子求むの奇想天外のビラ
      ソフトボールサークル「ほんわか」
      秘密組織「福猫飯店」

     

    もし、「みそぎ」に入っていたら・・・

     

    もし、「弟子」になっていたら・・・

     

    もし、「ほんわか」にはいっていたら・・・

     

    もし、「福猫飯店」に入っていたら・・・・

     

     
    果たしてこの4つの選択のうち
    どれを選んでいたら彼の
    キャンパスライフはバラ色だったの
    だろうか?
     

     

    並行世界を取り入れた4つの物語。

     

    どこかで繋がっている4つの世界が
    見せるそれぞれの結末とは・・・

    「四畳半神話大系」~感想

     
    話の雰囲気や世界観が
    高橋留美子ワールド的で
    キャラもそんな雰囲気を持っていて
    個人的に楽しめた小説でした。

     
     

    主人公を例えるなら

     

      「うる星」諸星あたると
      めぞん一刻の五代 祐作を

    たして2でわった感じのキャラぽく

      「小津」は
      らんま2分の1の五寸釘光ぽく

    かなり笑えて楽しませてもらいました。
     
     
     

    それぞれの「もしも」の世界がどこがで
    繋がりを持っていてこの出来事は
    何故起きたんだろと

      疑問だった所が 次の「もし」の

    世界で解き明かされたりと似たりよったりの

    物語には読ませる、面白さがありました。

     

     
    人生いろんな場面で「もし・・」
    ああすればこうすればと思うこと
    は多々ありますがその選択の先は
    結局やってみなければ分からないし
    結果はたいして変わらないのかもしれない。

     

     

    結局、自分で選んだ道が最良なのかもしれませんね。
     

     

     

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