ミステリー小説としては異例
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ミステリーより
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S&Mシリーズ
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Vシリーズ
四季 シリーズ 3つのシリーズを
通しての伏線、登場人物の関係が
気になるすべての始まり
S&Mシリーズ第1作目
「すべたがFになる。
そして真賀田四季、始まりの物語。
本と作家の情報etc・・
作家 森 博嗣(もりひろし)
1957年 生まれ
愛知県 出身
元 名古屋大学助教授
38歳の時『冷たい密室と博士たち』を
応募これが編集部の目に止まり
次作を要望され
「すべてがFになる」が
出来上がる。
当初 デビュー作は
『冷たい密室と博士たち』であったが
2作目の
「すべてがFになる」のほうが
インパクトが強かった為
デビュー作は「すべてがFになる」に
なった。
以降も大学で
勤務しながらハイペースで作品を発表。
2005年 大学を退職。
同時期にデビューした京極夏彦とは
交友関係にある。
2002年
PS1ですべてがFになるがアドベンチャーゲーム
すべてがFになる ゲーム化
2008年 押井守監督により
スカイ・クロラが
映画化
2014年 ドラマ化
武井咲と綾野剛のダブル主演
S&Mシリーズより5作品2話完結で放送。
2015年 すべてがFになる が初のテレビアニメ化
全11話。『引用:Wikipedia』
タイトル 「すべてがFになる」
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1996年 発売
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ページ数 約369p
すべてがFになる | |||
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総合評価 |
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レビュー件数 | 228件 |
(2018年 6月時点でのAmazonでのレビュー評価です。)
すべてがFになる~あらすじ
真賀田四季10代で天才プログラマーと
いわれ天才少女と賛称された彼女だが
14歳のとき彼女は両親を殺害。
裁判の判決は心神喪失状態と判断され
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無罪・・・・
この事件以降真賀田四季は人々の
前から姿を消した・・・
しかし、そんな彼女の所在をつかみ
面会した女性がいた。
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西之園 萌絵である。
名門西之園家の情報網と力を使い
真賀田四季の所在をつかみ会う
取り付けまでしたのである。
その話を聞いた西之園萌絵の
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恩師 「犀川 創平」
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(さいかわ そうへい)
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(N大学工学部建築学科 助教授)
は自分も真賀田四季に会えないものか萌絵に聞く。
それがきっかけで大学のゼミ旅行の
行き先が真賀田四季が隔離されている
研究所妃真加島への
キャンプへと決まった。
研究所を訪れた西之園萌絵、犀川創平の
2人は窓一つない隔離された部屋から
出てきたウエディングドレスを
着た真賀田四季と出会う。
しかし、それは真賀田四季の死体であった・・・
誰一人として入る事の出来ない
隔離部屋で起きた
真賀田四季 殺人事件。
そして次々に殺される研究所の研究員達
一体 殺人鬼は
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なぜ
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真賀田四季を殺し
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どうやって
隔離部屋に研究所へ侵入できたのか?
そして事件の鍵となる
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「すべてがFになる」
とはいったい何を指すのか・・・
すべてがFになる~感想
森 博嗣 デビュー作だけあって
ミステリーに力が入ってると
思いきや
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「あれれ・・」と
思う箇所が・・・
あれをトリックとして成立させるか
どうかは意見が分かれる
ところでしょう。
森先先の本はミステリー、トリック
うんぬんより登場人物の関連性 関係性
過去とのつながりなんかが面白いので
シリーズを読み続けるとはまるわ、はまるで
個人的にS&M・V・四季 シリーズまで
全部読んでこの3シリーズ読んでよかったと
思えたほどです。
すべてがFになるも
キャラクターの魅力は中々いい
味出してますし物語だけ単純に
みれば面白いと思います。
S&Mシリーズの第1作目となる作品で
ここから
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Vシリーズ
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四季 シリーズ
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Gシリーズなどへと
続いて行くきます。
キャラクターの関係性や過去など
長いシリーズをとおして明かされていく
ある意味ミステリーより登場人物の
関連性や過去など
が気になるシリーズです。
そして、作者が愛知県出身という事で
愛知県日間賀島が舞台の今作この他にも
シリーズを通して
愛知県や東海3県を舞台に話が進みます。
愛知県の方はシリーズを読んでいて
思い当たる場所がでてくのでは
ないでしょうか。