ストーリーは全4話ユーモア交えた話や
人間ドラマ等4話とも楽しめる内容でした。
4編のストーリー構成です。
約60ページのストーリーが3話。
約100ページのストーリーが1話。
1日1話を寝る前の1時間ほどで
読み終えるぐらいの話ばかりなので
少し空いた時間があれば暇つぶしに
読むのに適してると思います。
寝る前にベッドの中でちょっと楽しむのに
最適なページ数です。
ユーモアありシリアスありの1話、1話
丁寧なミステリー。
本と作家の情報etc・・
作家・横山秀夫
1957年1月17日 生まれ
東京都立向丘高等学校、
国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒業。
1979年上毛新聞社に入社。
以後12年間記者として勤務。
1991年「ルパンの消息」が
第9回サントリーミステリー大賞佳作を
受賞したことを契機に退社。
1998年に
「陰の季節」で
第5回松本清張賞を受賞し小説家デビュー。
2003年に刊行された『クライマーズ・ハイ』は、
著者が記者時代に遭遇した
日航機墜落事故取材の体験をまとめたもの。
しばらく体調を崩していたが、
2012年、7年ぶりに刊行した『64』が
ベストセラーに。
数千枚の原稿を捨てながら作品の完成度を
上げることに努力し書き上げた。
「このミステリーがすごい!」と
「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に輝く。『引用:Wikipedia』
2000年『動機』で
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第53回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞、
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第124回直木三十五賞候補。
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2000年 - 『動機』3位
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2001年 - 『動機』2位
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『動機』19位
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楽天ブック | レビュー件数17件 |
総合評価 |
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動機~あらすじ
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4話とも全部ミステリーです。
警察内部で
起こった警察手帳紛失事件。
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なくなった手帳は30冊・・
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明らかに内部の犯行・・・
一体なぜ、どうして手帳を・・・
刑期を終えた殺人犯がその過去を
隠しながら社会復帰。
ある日、見知らぬ誰かが自分の過去を
知って電話で殺しの依頼をしてくる。
知られるはずのない過去を何故知っているのか?
これから真面目にという時に、
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苦悩する元殺人犯・・・サスペンス・ミステリー
女性新聞記者の奮闘記。
新聞記者として女としての葛藤と
記者か人かどちらに立つか・・
先妻を亡くした裁判長の新妻のまさかの過去。
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その過去を知った時、夫は・・・
そして、この物語を読んだあなたは
どう思うだろう・・
動機~感想
必要最低限の情報、状況で
話をまとめてあり非常に読みやすく分かりやすい
物語ばかりでした。
4話とも何故、どうして、誰が、何のためにが
上手く使われていて先が先が気になる話ばかり。
人の心震わせる動機が多く、短い
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ストーリーでそれをちゃんとみせてくれる為
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1話、1話、深く重いため息がもれる
物語でしたね。
作家・横山秀夫の描く物語は相変わらず
人の、読ませる心を掻き立てられる本を
書いてくれます。
1話、1話は短いので暇つぶし、気晴らしに
読むにはおすすめです。