少女 孤独 モノクロ アリスの夜 鬱小説





ざっくり心をえぐられる問題作。

 

法の脆弱さ 警察組織の無能さ。

 

「この世界に神も存在しなければ
正義もないあるのは法律のみ」

 

久々に 鬱を引きずる何とも言えない物語でした。

ルゥーの一言感想
地獄・・・

中盤、救いがなさすぎて凹みまくり・・・
ルゥー
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本と作家の情報etc・・

 

作家・三上 洸

 

1967年 生まれ

 

東京都出身 

 

慶應義塾大学文学部卒。

 

2003年、『アリスの夜』で第6回日本ミステリー
文学大賞新人賞を受賞しデビューした。

 

『引用:Wikipedia』

 

 

    タイトル  「アリスの夜」
    2003年 発売
    ページ数 約382p

 

Amazonレビュー件数 9件
総合評価

 

小説「アリスの夜」~あらすじ

 


ジャズバー「foolish」の店主であった
水原真彦は店の経営が上手くいかず
借金まみれだった。

 

その借金を肩代わりする代わりに
店を麻薬の取引場所として提供していたが取引の
いざこざのトラブルに巻き込まれる。

 

店を失い 命まで狙われる羽目となるがこの
トラブルが元で 水原真彦は借金の肩代わりを
してもらっていた「整理屋」
アイコー・ファイナンスの経営者である寒川怜一に
引き取られる。

 

真彦は寒川に命じられ関連会社 
インチキ芸能プロダクション
「 ハニービー・プロダクション」のもとで
経営者蜂谷 稔の運転手として住み込みの
タダ働きとして雇われた。

 

 


仕事にも慣れ出したころ真彦は蜂谷から新しい
仕事を言いつけられた。

 

ハニービー・プロダクションの裏の仕事
幼女売春である。

 

女の子を客の元に運ぶ簡単な仕事であった。

 

真彦は動じず淡々と仕事をこなした嬢と移動の車中、
必要でない限り喋らず質問せず、気にせず、積み荷、
荷物そんな感覚で情をはさまず
仕事を続けていたが・・・・

 

 

ある日、蜂谷 稔からうちの特別で1番の
稼ぎ頭「アリス 」の専属運転手を命じられた。

 


「特別・・・」と少し引っかかる真彦であったが
気にするな、いつもどうり淡々と・・・と
思いないながらアリスの運転手を
務めるが・・・

 

アリスを運ぶたびに真彦は徐々にアリスと
打ち解け合い徐々に彼女に心を開き始める。

 

無垢で無邪気で警戒心の無さと異様な魅惑と
色気をもつ9歳の女の子に ・・・・

 


それと同時に アリスを客の元に連れて行く度に
心が壊れそうになることに気づいた真彦は
蜂谷にアリスの運転手を辞めたいと申し出る。

 

しかし、辞めるなら代わりにと無理難題で
無茶苦茶な仕事を言い渡される。

 

真彦は絶句し仕方なくアリスの運転手を
続けざるを得なった。

 

 

このままここにいたら身も心もボロボロにされ
殺されると思った 真彦は密かに逃走計画を
くわだてるのだった。

 


当初はアリスをだしに蜂谷達の監視役から
真彦一人で、逃げようとしたが・・・・

 

結局アリスを置いて行けず2人での
逃亡劇となった・・・・

 

果たして2人の行く末・・・・

 

その結末とは・・・

 

小説「アリスの夜」感想

 

児童買春で2003年この時期だと似たような事件が
ありましたね。

 

プチエンジェル事件」 半ば都市伝説のような事件で
会員名簿には社会的地位が高い人の名前が
いっぱいなどネットでも色々憶測が飛び交い
一人の記者の不審死で捜査は謎の打ち切り
そんな事件でしたね。

 

 

今回の本も一部似たような所もあり裏の世界を
描いた内容でした。

 

そして、法の脆弱さと警察組織の無能さ
加害者 被害者の人権について
そんな所をつついた本だと思います。

 


さて物語についてですが序盤までの内容は
悪くないですが2人の逃走劇に入ると
物語のテンポがいまいちな印象です。

 

所々ちょっと都合が良すぎる感じがあり
ピンチ助かる ピンチ助かる の繰り返し
そして主人公がちょっと呆れる程危機感がないし
自分の立ち位置を理解してない描き方が
気になりました。

 

 

アリスについてももう少し生々しく描いても
良かったのではと思います。

 

アリスの可愛らしさは伝わりますが
少女とは思えないアリスの妖艶 さとエロさが
ほぼなく
売春してます感が薄いのでアリスの魅力が
伝わにくいです。

 


逃げ出した2人を追うのも部下2人てのも
何だか・・・

 

ハニービー・プロダクション社員いっぱい
居たじゃん!!

 

蜂谷社長アホなの!!

 

しかも最終決戦時の謎の蜂谷君の自分語りと
シャブキメて覚醒パワーアップのくだりなんて
完全な蜂谷君死亡フラグだし・・・

 

2人が逃走中、途中で立ち寄った雑貨店は
ジャイアンみたいなのが登場するし
てかアレ、ジャイアンでしょ完全に・・・

    ジャイアン本名 剛田武だし・・・・
    何、ギャグ入れてんのっ!!

 


ちょっと散々言いましたが終盤の天国から
地獄に叩き落とす感じは悪くないですし終盤の
絶望感も最高です。

 

アリスの父親がまさかで驚きの展開も
中々でした。

 

最後、真彦の後ろ髪惹かれる終わり方は男から見て
カッコよかったです。

 

アリス、真彦のこれからの人生がどうなるか
分かりませんが久しぶりに鬱とも何とも言えない
感情を引きずる本でした。

 

こんな本を読んだ日は
リュダクリス(Ludacris )の 
アルバム「リリース セラピー」収録曲
「Runaway Love」が聞きたくなります・・・

 

ランナウェイ・ラヴ feat.メアリー・J.ブライジ ユーチューブ動画

 

 

 

 

 

 

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