一般人VS殺し屋、裏の世界を精神状態  ギリギリで 這いずり回る!~「グラスホッパー」




題材は面白いが読むとものたりない作品に感じ
個人的にはあまりハマれない伊坂幸太郎作品ですが
題名に惹かれなんとなく読んでしまう。

 

彼の小説は映画化すると面白いと感じるのは
自分だけ・・・?

 

ルゥーの一言感想
裏社会の設定がゆるい!

物語の設定は面白いけど、不夜城のようにもっと
エグイ、殺伐とした雰囲気が欲しかった・・・
全体的にふわっとした小説・・・
ルゥー
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本と作家の情報etc・・

 

作家 ・ 伊坂幸太郎

 

1971年5月25日 生まれ

 

千葉県松戸市出身。千葉県立小金高等学校、東北大学法学部に入学。

 

大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら

    文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』

新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。

 

その後作家専業となる。

 

2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、
直木賞候補になった2003年の『重力ピエロ』
一般読者に広く認知されるようになった。

 

それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』
第25回吉川英治文学新人賞を受賞した。

 

『引用:Wikipedia』




タイトル・グラスホッパー

 

ページ数(文庫)約335ページ

 

2007年6月23日発売(文庫)

 

  • 2008年に漫画化
  •  

  • 2015年には映画化
  •  

    キャストは

  • 生田斗真
  • 浅野忠信
  • 菜々緒
  • 石橋蓮司
  • ほか・・・

     

     

    グラスホッパー
    総合評価
    レビュー件数 277件
    2018年 10月時点でのAmazonでのレビュー評価です。

    グラスホッパー~あらすじ

     

    主人公・鈴木は妻を交通事故で亡くした。

     

     

    妻は彼の目の前で車にひかれ死んだ。

     

    犯人はだれかわかってる。

     

    だけど奴は捕まらない・・・

     

    奴の父親には大きな後ろ盾があるらしい。

     

    事故はもみけされた・・・

     

    ならばと、自らの手で復讐を誓った鈴木

    は犯人の父親が経営する会社

      「フロイライン」に入社する。

     

     

    しかし、復讐を前に奴は車に轢かれ死んだ・・・

     

     

    復讐する相手が

      その日、突然
      自分の目の前で

    車に轢かれ死んだのだ・・・

     

    上司の比与子と待ち合わせ場所で

      ヤツを待っていたら
      目の前で・・・
      復讐はおわった。

     

    しかし・・・

     

     「押し屋」

     

    そう呼ばれる殺し屋の仕業と比与子から

    知らされた鈴木は比与子から身元割り出しを

    命令される。

     

     

    「復讐は終わった」

    そう思った鈴木は拒否するだが、

    ある条件を取引に鈴木は仕方なく押し屋を

    探し始めるはめとなる。

     

     

    その、一方で

      自殺させ屋の「鯨」
      ナイフ使いの「蝉」

    二人の殺し屋もそれぞれの目的の為に押し屋を

    探していた。

     

     

    復讐のために

    表の世界から裏の世界に足を突っ込んだ鈴木。

     

     

    裏の世界では人は簡単に死ぬ。

     

    想像もつかない非日常が繰り広げられる。

     

    殺しを生業とする彼らに鈴木はどう立ち向かうのか。

     

      押し屋 
      鯨 
      蝉 
      フロイライン
      そして、鈴木・・・

     

    味方は誰もいない・・・・

     

    逃げる事もかなわない・・・

     

    裏の世界を精神状態ギリギリで這いずり回る!

     

      彼は無事、表の世界に戻ってこれるのだろうか・・・

     

     

     

    グラスホッパー~感想

    設定、目的はわかりやすいので
    読みやすい本だと思います。

     

     

    鈴木・蝉・鯨の3人のそれぞれの

      視点、立場、思惑を

    盛り込ませながら3交代でストーリーが進み
    やがて3人の物語が交わる展開は緊張感があり
    よかったです。

     

     

    ただ、相変わらず伊坂幸太郎の描く世界観は
    これといったモノがない。

     

    読んでいて感情を感じられない感覚があり
    物語が黙々と活字のとおり進んでいる
    雰囲気がありいま一つ何かこう刺激がゆるいというか
    何かモノたりない気が・・・・

     

     

    坦々粛々とストーリーが進みパっと終わる
    そんな印象を受けます。

     

     

    程よいページ数と読みやすい物語なので暇つぶしに
    読むにはいいかと思います。

     



     

     

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