題材は面白いが読むとものたりない作品に感じ
個人的にはあまりハマれない伊坂幸太郎作品ですが
題名に惹かれなんとなく読んでしまう。
彼の小説は映画化すると面白いと感じるのは
自分だけ・・・?
エグイ、殺伐とした雰囲気が欲しかった・・・
全体的にふわっとした小説・・・
本と作家の情報etc・・
作家 ・ 伊坂幸太郎
1971年5月25日 生まれ
千葉県松戸市出身。千葉県立小金高等学校、東北大学法学部に入学。
大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら
文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で
新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。
その後作家専業となる。
2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、
直木賞候補になった2003年の『重力ピエロ』で
一般読者に広く認知されるようになった。
それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』が
第25回吉川英治文学新人賞を受賞した。
タイトル・グラスホッパー
ページ数(文庫)約335ページ
2007年6月23日発売(文庫)
キャストは
ほか・・・
グラスホッパー | |||
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総合評価 |
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レビュー件数 | 277件 |
グラスホッパー~あらすじ
主人公・鈴木は妻を交通事故で亡くした。
妻は彼の目の前で車にひかれ死んだ。
犯人はだれかわかってる。
だけど奴は捕まらない・・・
奴の父親には大きな後ろ盾があるらしい。
事故はもみけされた・・・
ならばと、自らの手で復讐を誓った鈴木
は犯人の父親が経営する会社
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「フロイライン」に入社する。
しかし、復讐を前に奴は車に轢かれ死んだ・・・
復讐する相手が
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その日、突然
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自分の目の前で
車に轢かれ死んだのだ・・・
上司の比与子と待ち合わせ場所で
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ヤツを待っていたら
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目の前で・・・
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復讐はおわった。
しかし・・・
「押し屋」
そう呼ばれる殺し屋の仕業と比与子から
知らされた鈴木は比与子から身元割り出しを
命令される。
「復讐は終わった」
そう思った鈴木は拒否するだが、
ある条件を取引に鈴木は仕方なく押し屋を
探し始めるはめとなる。
その、一方で
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自殺させ屋の「鯨」
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ナイフ使いの「蝉」
二人の殺し屋もそれぞれの目的の為に押し屋を
探していた。
復讐のために
表の世界から裏の世界に足を突っ込んだ鈴木。
裏の世界では人は簡単に死ぬ。
想像もつかない非日常が繰り広げられる。
殺しを生業とする彼らに鈴木はどう立ち向かうのか。
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押し屋
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鯨
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蝉
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フロイライン
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そして、鈴木・・・
味方は誰もいない・・・・
逃げる事もかなわない・・・
裏の世界を精神状態ギリギリで這いずり回る!
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彼は無事、表の世界に戻ってこれるのだろうか・・・
グラスホッパー~感想
設定、目的はわかりやすいので
読みやすい本だと思います。
鈴木・蝉・鯨の3人のそれぞれの
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視点、立場、思惑を
盛り込ませながら3交代でストーリーが進み
やがて3人の物語が交わる展開は緊張感があり
よかったです。
ただ、相変わらず伊坂幸太郎の描く世界観は
これといったモノがない。
読んでいて感情を感じられない感覚があり
物語が黙々と活字のとおり進んでいる
雰囲気がありいま一つ何かこう刺激がゆるいというか
何かモノたりない気が・・・・
坦々粛々とストーリーが進みパっと終わる
そんな印象を受けます。
程よいページ数と読みやすい物語なので暇つぶしに
読むにはいいかと思います。