最近、夜は肌寒いです・・・
完全に秋がきてますね、コレは。
そして、今年も残す所あとわずか3ヶ月ちょっと
速いね・・・
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1年・・
書かれました。
そして、今回紹介する本は笑ってちょっと
切なくなりスッキリ終われる
短編小説・全部で5話。
楽しんで読めるおすすめの1冊だよ。
本と作家の情報etc・・
作家 ・奥田 英朗
1959年10月23日生まれ
岐阜県出身
主な作品に『最悪』、『邪魔』、
『イン・ザ・プール』、『空中ブランコ』、
『オリンピックの身代金』など。
岐阜県立岐山高等学校卒業。
プランナー、コピーライター、構成作家を
経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。
1999年、『最悪』が「このミステリーがすごい!」
2000年版で第7位に、2001年『邪魔上・下』が「
このミステリーがすごい!」2002年版で第2位に
ランクインする。
2004年に代表作である精神科医・
伊良部シリーズの第2作目『空中ブランコ』で第131回
直木賞を受賞した。
『引用:Wikipedia』
実はこの本映画化もされ2005年に公してます。
出演は
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松尾すずき
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オダギリジョー
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田辺誠一
・・・他です。
残念ながら映画の方は僕は見てませんので何とも言えません。
すいません。
イン・ザ・プール | |||
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総合評価 |
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レビュー件数 | 294件 |
イン・ザ・プール~あらすじ
泳ぐ事に憑りつかれた男が正気に戻るまでを描いた物語。
何日もあそこが勃起したままの状態が
続き最悪の日々を過ごすサラリーマンが
ふつーの生活を取り戻す療養奮闘記。
自意識過剰な女性がみせる異常な生活。
彼女が本当の自分に気づくまでの物語。
メール依存の高校生。
片時も携帯が離せず、メールで友達の多さを
アピールするがはたしてそれは・・・
異常なまでの心配性の男。
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吸ったタバコはちゃんと消したか・・・
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漏電で火事、ガス漏れで火事・・・
もしかしての妄想に憑りつかれガスを
止め、ブレーカーも落とし近所の人に自分
の家が大丈夫かと電話で確かめる始末。
彼の心配病をまさかの治療法で克服。
イン・ザ・プール~感想
実にユニークな物語が5つです。
笑いながら読みましたが、
実際自分がこんな症状になって病院行って
こんな医者が出てきたら笑ってられません・・・
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精神異常の患者をさらに困らせる程の精神科医・伊良部先生。
彼は治療してるのか遊んでるのか?
その行動発言に何の意味があるのか全く
読めない面白さ。
そんな、伊良部に対してイライラする患者たち。
しかし、他に頼る者、解決策がないため仕方なく
通院する患者は運命は・・・
そして、あまりにひどい治療内容に
怒り爆発ついにはどっちが患者かもわからなく
なるほどとんちんかんな行動をとるこの先生。
最悪の人間にかかわったと思いながらも
最終的には治っている不思議・・・
最後はしんみり温かく終わる5つの物語ばかりです。
治療らしい事は何もしてないようでしてるのかなと
感じる不思議さがあります。
変態医師と患者の治療という名の愉快なふれあいを
描いた物語でした。
どれから読んでも自由です、気になった
タイトルから読んでみてはどうでしょうか。