顔見知りの隣人は
サイコパスの超ヤベー奴だった、
お話です。
計画を思いつくのか。
悪の教典とはまた違ったサイコパスに驚愕!
本と作家の情報etc・・
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作家 雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)
1968年生まれ 愛知県出身
専修大学文学部卒業。
大学卒業後、出版社や社会保険労務士事務所など
での勤務を経て、1999年、内流 悠人(ないる ゆうと)名義で
応募した『栄光一途』で
第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。
2000年、『栄光一途』でデビュー。
その後推理小説を中心に発表し、
2004年に刊行した『犯人に告ぐ』は、
2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」で
第1位に。2005年版「このミステリーがすごい!」で
第8位に選ばれ、
第26回吉川英治文学新人賞の候補となった。
2005年、同作で第7回大藪春彦賞を受賞。
2006年に刊行した『クローズド・ノート』以降は、
恋愛小説や家族小説など作風を広げている。
『引用:Wikipedia』
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『火の粉』(ひのこ)2005年ドラマ化。
「土曜ワイド劇場」にて放送された。
2016年にもユースケ・サンタマリア主演で
『火の粉』(ひのこ)ドラマ放映。
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『火の粉』(ひのこ)はフジテレビ系列『オトナの土ドラ』の第1作として放送された。
東海テレビが51年半にわたって制作してきた
フジテレビ系の“昼ドラ”が終了し、
同じくフジテレビ系の“土ドラ”を制作する
ことが発表された。
昼ドラから土ドラへ変わったことで
話題にもなった。
火の粉 | |||
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総合評価 |
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レビュー件数 | 187件 |
日の粉~あらすじ
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被告人、武内真伍。
彼の犯した罪は交友関係にあった
的場家一家殺害。
的場洋輔その妻の久美子息子、健太。
一家3人の殺害であった。
動機は武内真伍が的場洋輔にプレゼントした
ネクタイを的場洋輔がしていなかった。
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それで、カッとなって殺した・・・
武内真伍の自白により事件は解決。
今回のこの事件に判決を言い渡す
裁判官梶間薫は 首を傾げながら
この事件に多くの疑問を持っていた。
武内真伍は自白前的場家リビングで
夫婦と談笑中突然暴漢が押し入り
いきなり金属バットで夫婦2人を
撲殺。
応戦した武内は暴漢に押し倒され
バットで何度も殴打され重傷を負った。
残された幼い息子はネクタイで首を
絞められ絞殺。
一見してみれば武内は被害者の一人となる。
唱えた。
背中への暴行は偽装行為。
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動機はプレゼントのネクタイ絡みの衝動殺人。
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物取りの形跡のもなく、目撃証言もなし。
犯人が土足で上がった形跡もない。
おのずと浮上するのは被害者を装った
武内となった・・・・
裁判官薫はその不自然な点から武内に
無罪判決を言い渡した。
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馬鹿な・・
と言いたげの検察官野見山。
落胆と怒りを表す遺族たち・・・・
あの事件の裁判から2年後。
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偶然か?
武内は薫の隣へと引っ越してきた。
近所付き合いや無罪の恩があるとはいえ
度が過ぎる程の彼の善意。
そのうち気付けば妻や息子と打ち解け
梶間家の一員ともいえるほど
奇妙な関係を築きつつあった。
しかし、その一方で不穏な空気が漂い始める・・・
異変を感じ始めた薫は武内真伍について・・・・
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2年前のあの事件について再度調べ始めるのだった・・・・
日の粉~感想
武内真伍読んでてこの男には翻弄される。
実に上手い隙のある人間の心に
入り込む巧妙な話術。
とっさに機転の利く行動と頭の回転の速さ。
被害者の親族との言い合いは
言葉巧みな見事な切り抜けが逆に
武内真伍は実際、ホントに無実では
と惑わされる。
だが、徐々に梶間家に起こる
不穏な出来事の数々 ・・・
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武内真伍が怪しんだけど・・・
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武内真伍が何をしたのか、わからない・・・
武内真伍が何かをしでかす、そんなむずむず
感があるので物語へグイグイ引き込まれていく。
コイツは何かがおかしいと感じつつも
実はホントは良いやつ・・・
という期待を持たせる描き方があるため
最後に本当にヤベー奴に描かれていて恐怖を
感じる1冊でした。
あと最後に読んでいて
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梶間薫の息子の俊郎(26歳?)は
正直アホだと思った。
読んでみてのお楽しみ。