今回は僕がドラムを始めたころ、
購入したドラム入門の教則本を
紹介しようと思います。
タイトルが「これからはじめる ドラム入門」
ドラム音源のＣＤと演奏動画のＤＶＤが付属しています。
ドラムを始めようかなと思うけどなにを練習して
いいかわからない人におすすめの1冊です。
本の内容etc・・
２００７年 １０月２９日に発売。
ページ数が約１１６ページの大型本（縦３０×横２２．６×厚さ１・センチ）
写真付きで大きい本なので見やすさは抜群です。
各章での解説も事細かに書かれていて全くの初心者向きの本でした。
ＣＤには練習フレーズの音源が収録。
ＤＶＤには練習フレーズの演奏つきで解説等が収録。
本の内容はドラム機材の説明、
スティックの持ち方、
キックペダルの踏み方演奏技法。
（ヒールアップ、ヒールダウン、スライド等）
４分音符の説明から始まり８分音符の説明。
基本８ビートの説明から８ビート応用編。
そして、８ビートからのフィルインですね。
そこから、１６分の説明とその応用練習フレーズ
後は３連符の説明と応用練習フレーズでした。
ドラムの叩き方のみならず、
ドラムのセッティングの仕方が簡単に書かれており
また、音符記号の説明、楽譜の見方も
簡単ですが書かれています。
全ての練習をこなした最後には
ドラムソロの楽譜もあり
自分がどれだけ手足を自在に
動かせるかも分かります。
（ここで、結構な自信が付きます）
その自信を持って一番最後の方に載せてある５組のバンドの曲を叩く。
５曲とも１番の歌詞の部分のみですが実際の曲を叩く感じを
つかむにはもってこいだと思います。
「これからはじめる ドラム入門」～まとめ・感想
スティックも触ったこともないホントの
本当の初心者向けの本です。
内容、解説共にやさしく丁寧な作りでした。
特に付属のＤＶＤでの実演、解説が良くできていて
叩き方を全く知らなかった頃の自分には
大助かりの1冊でした。
全体的にドラムをやるならまず
これだけの事は知りましょうと
教えてくれる本です。
まずは右手の片手からリズムを刻みつつ、
左手を入れて足をたしてと
８ビート、１６分、３連、そしてバスドラのダブル。
そしてフィルインを入れた応用、
それぞれの練習フレーズの数々。
この本をもし購入してドラムをやる方は
きっと地味な練習で慣れない為、
手足が上手く動かず途中でつまんくなり嫌に
なる事もあるかもしれません。
実際、僕もそうでした。
早くカッコよく曲を叩きたいと焦りそう
思ってました。
実際、途中でこの本を放り出し曲を叩こうと思いましたが無理でした・・・
自分が思った程、手足が動いていない事実・・
そしても言う一度この本を手に取り
また最初から基礎から始めました。
地味な基礎練習ばかりで遠回りに感じましたが
「急がば回れ」という「ことわざ」があるように
何事も確実な基礎練習が肝心だと思いました。
地味な基礎練習を繰り返すことで今では
手足がやっと自在に動かせるようになりました。
最後に自宅で練習できるよう練習パッドを
使っての教則本ですが、
購入するものはパッドと
キックペダル練習用、
スティック、
メトロノーム、
スローン（ドラム用の椅子）
全部そろえると大体２、３万もあれば購入できます。
ですが安く済ますならパッドは
低反発のクッション、
ドラムスローンは買わずに普通の勉強机や
ＰＣ用の椅子で十分です。
後はマンションなどの集合住宅ならキックの
練習は防振対策として
床にホームセンターでコルクマットか、
お風呂用のバスマット等の購入をすすめます。
キックの防音もパッド部分にタオルを
何枚か掛ける等して
防音対策もしましょう。（結構音がでます）
メトロノームも今はスマホ等で
アプリを落とせば無料です。
最後に趣味でドラムを始めようかなと
思っている方にアドバイスします。
最初は練習用のパッドやキックもしくは
トレーニンググドラムを買う前に
安い１０００ほどのスティックを買い
座布団で8ビート、ダブルや3連符、パラディドルを練習して
ください。
YouTubeで検索すると
8ビート、ダブルや3連符、パラディドルなどの練習法や
叩き方について解説している方は沢山いるので
まず手だけの練習をして裏打ちの感覚をつかんでください。
手だけなら簡単じゃんと思わるかもしれませんが
パラディドルの練習で
裏がとれず裏打ちができない裏の感覚がつかめない
結果挫折するとこんな感じで諦める方が多いです。
えっ足の練習はいいの？と思われるでしょうが
足を使うキックペダルの練習は後でもいいんですよ(笑)
手をある程度自在に動かせて裏打ちの感覚がつかめれば
足の練習はあとでも大丈夫です。
なのでドラムの練習用の機材を購入して
いざ始めたらダメでしたでは
購入した機材にかけた金額がもったいないので
まずはステックと座布団で手だけの練習をしてみましょう。
やってみたこれならいけそうだドラム続きそうだと
思ったらドラムの練習用の機材を購入してみましょう。
